2010年6月27日日曜日

 今日、家に共産党のビラが入っていた。消費税増税で1世帯あたりの平均負担増は16万円にのぼるという。今平均して16万もの負担増になればどうなるか。さらに消費は冷え込み、みんな生活防衛に必死にならざるを得ない。まず一番困るのは単身のわずかな老齢年金で生活しているお年寄りだろう。この人たちの生活はもう削るところがないところまで行っているのにそれを無視する態度は全く許せない。

 みんな消費税増税なんてやりたくないけれどもやらざるを得ないのだという。けれども、日本には日本国憲法という世界遺産に指定されてもいいほどの最高法規がある。この最高法規は、佐藤栄作内閣当時にノーベル平和賞をもらった日本の伝統的な基本法なのである。そこには戦争の放棄と健康で文化的な最低限度の生活を営む権利が明確に宣言されている。こうした観点から見れば、明らかに違憲である自衛隊を解散させ、駐留米軍を追い出して軍事予算を削り、国民生活水準を引き上げることが正しい選択であることは言うまでもないと思う。消費税なんて何も言及しなくても解決の方法はある。
 解散させた自衛隊は何をすべきかははっきりしている。国の宝である第1次産業に従事してもらうのである。食料受給率を上げ、余った米は対外援助にあて世界を飢餓から救う。軍事力を持たない国、世界中の飢える民衆に限りない援助を与えている国を侵略してくる国があるだろうか。あったとしても、国際世論がそんなことを許すはずがないことは明々白々の事実だと思う。

 仮想敵国が核兵器を持つから膨大な予算を掛けて迎撃態勢を整える。そんなことをするよりも、丸腰で話し合いの道を進んでいく方がよっぽど効果的だと私は思う。そのために外交官という職業があるのだとも思う。
 
 さらにもう一つ争点が浮かび上がってきた。国会議員の削減問題である。衆議院の比例区を潰してしまえと言う乱暴な議論だ。そうなれば、衆議院から少数政党は消えてしまう。結果は翼賛的な政治を進めるということになってしまう。そういう意味でも今回の選挙は日本に未来を占う大事な選挙戦なのだと思う。心を引き締めてかからないといけない。

2010年6月25日金曜日

消費税は参議院選挙の争点か

 参議院議員通常選挙が始まった。マスコミは一斉に争点は消費税だと言っている。果たしてそうだろうか。なら、私はどの党にも投票することが出来ない。私は消費税廃止論者だからである。

 実は私もこないだまでこのマスコミの罠にはまっていた。私たちは(仮)「地域医療と福祉を守る市民の会」をつくろうとしている。呼びかけ文(案)は以下の通りである。


 自民党小泉内閣以来続いた福祉切り捨て、中低所得者への負担の増大は、私たちの生活を極端なまでに脅かしてきました。
 昨年8月の衆議院選挙で、私たちはこの自公政権を打ち破り、民主党、社民党、国民新党による3党連立政権が成立しましたが、新政権も後期高齢者医療の即時撤廃公約を反故にしたり、障害者制度改革推進会議 で検討中の「総合福祉法」を無視して、期限明記のない「自立支援法改 悪案」を押し付けたりしていますし、介護保険にも全く手が付けられてい ません。
  さらに、管政権では、財源不足を理由に消費税の引き上げが公然と政 治日程に上ってきています。大企業や大金持ちを優遇し、アメリカには財 源の目途もないのに新基地を提供するのに、市民が困っていても何の手 立てもうたない。こんな政策は私たちの手でさらに変えさせていく必要があります。

 1.いのち第一、地域医療の充実を求めます。
  2.福祉は私たちの権利であり、全額公費負担で行うことを求めます。
  3.福祉財源としての消費税引き上げに反対します。

  私たちは上記の3つの要求を掲げ、その賛同者の輪を広げ、日本国憲法の指し進む道を歩んでいこうではありませんか。
  
※第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
      2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努め       なければならない。
第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利につい       ては、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
  この会の運動の目的は簡単、「様々な取り組みを通じて、高槻市民の中に「市民の会」呼びかけを伝え、賛同の輪をひろげる。」ことである。

 問題はこの3つの要求の

  3福祉財源としての消費税引き上げに反対します。

 という文言である。どうも違和感を感じる。当日は結論が出なかったが、なんのことはない「中低所得者を直撃している消費税の廃止を求めます。」でいいのだと気づいた。これで中低所得者の最低限の要求は満たしていると思う。

 今日、各政党の発言を聞いていたが、意図的かそうでないかは別にして私たちと同じ罠にはまっているときがついた。いわゆる革新政党も、「消費税の引き上げに反対する」というばかりで、消費税の廃止は言っていないのである。これは奇妙なことではないだろうか。マスコミ報道には必ずこういう罠がある。気をつけなければいけない。

 それでは真の争点は何か。もちろん憲法だと思う。護憲か改憲か。これが唯一の争点である。特に9条、25条が争点になる。9条で日本の、世界の平和を守る先頭に日本が立っていくこと。25条がみんなの生活実感として受け入れられること。そんな社会をつくっていくのか、戦争を肯定し、差別と憎悪を助長していく歪んだ社会をつくっていくのかが問われているのだと思う。こう考えれば自ずと結論は出てくる。護憲勢力の伸張以外にはないというのが私の結論なのだ。そして衆議院の定数削減が叫ばれる昨今、今回が最後のチャンスになってしまうかもしれない大事な選挙だと思うのだ。

 
 

2010年6月21日月曜日

7月13日まで何かの予定が入りました

 最近の忙しいこと。

 今日は朝からバザー。最近のフリーマーケットは結構高いが、バザーはまだまだ安い。ハンカチ、バスタオルなどはすぐ売れていく。私もこういうのは好きな方で、せっせとお客さんに勧めていく。その傍らで、ちゃっかりあとで売れ残ったら買うものを決めておく。
 結局、売れ残った私のお目当ては薄手の皿。「陶器は薄手に限る」というのが私の信条。1枚50円で3枚150円、100円の携帯傘、200円の結構大きなクマのぬいぐるみを買った。満足満足。

 昼からは名刺づくり。家のプリンターでは遅くてたまらないので、事務所のを使おうとするが、これがうまくいかない。プリンターを認識しないとかのエラーが続く。結局つなげたもののフォントがなくてダメだった。これで半日を棒に振る。

 事務所の人と、民主党の最近の行動は「公約違反」か「裏切り」かで論議。私は「裏切り」論に近いが、かといって自民党の復活はもっと困る。結局は護憲勢力の伸張と民主党の大衆的包囲が今後の展望を開くカギになるのではないだろうか。参議院議員選挙は一過程にすぎない。管総理も今日になって、「消費税増税までのプロセスには2~3年かかる。辺野古新基地問題もここで決めたら問答無用ではない。」とトーンダウン。やはり、民主党の動きに一喜一憂するのはやめよう。とりあえず今回の選挙は自民党を徹底的にたたくことと再度自分自身に言い聞かす。

 それにしても会議や集会で忙しい。明日は6月29日の高槻市議会一般質問の打ち合わせ。これまでは持ち運びに便利な定期入れ型のシステム手帳を使っていたが、それではとても間に合わなくなってきた私であった。

2010年6月20日日曜日

いつの間にか消費税論議がはじまった

 国会が終わり、私としてはとにかく障害者自立支援法が廃案になったことでほっとしている。
 6月2日の本会議で可決される予定が鳩山辞任で参議院の本会議が開けず、宙ぶらりんの状態が続いていたが、結局その採決は行われず、廃案になった。

 時あたかも、5/24の「第12回障がい者制度改革推進会議」で、これまでの議論や各団体とのヒヤリングを踏まえ、今後の方向性を示す、「障害者制度改革の推進のための基本的な方向(第一次意見)(素案)」が提案され、6月の早い時期に、第一次意見をとりまとめるとしたこの次期にコソコソやることに憤りを感じる。



 障害者自立支援法一部「改正」案の廃案を求める抗議声明

2010年5月31日
障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会
事務局長 太田修平

 5月28日、障害者自立支援法の一部「改正」を含む関係法案が、衆院厚生労働委員長提案という形で、わずかな審議時間で、民主・自民・公明などの多数の賛成(社民・共産は反対)で可決されました。5年前の障害者自立支援法案強行採決時の悪夢がよみがえったかのようです。この暴挙に強く抗議し、その廃案を強く求めます。
 私たちは、昨年9月、政府与党からの「協議」の申し入れを受け入れ、1月7日基本合意を締結し、4月21日、全国14のすべての地裁で和解による訴訟終結をしました。同日、鳩山首相は首相官邸を訪問した124名の原告、弁護団、めざす会の人たちと真剣に語り合い、「新たな制度づくりはこれからです」「政府とともに制度の改革を進めようと決断された強い思いをしっかりと受け止めてまいります」と表明しました。
 ところがこの「改正」案は、訴訟団に一切説明されることもなく、自立支援法廃止後の総合福祉法制づくりをすすめる「制度改革推進会議」や廃止までの間の緊急課題を現在とりまとめている最中の「総合福祉部会」を無視して、強引にすすめられたものです。これは、障害者の意見を十分に踏まえなかった自立支援法の立法過程をこころから反省するとした基本合意を踏みにじる、民主主義に反する暴挙です。
 今この時期に「改正」案を急ぐ背景にいったい何があるのでしょうか。一緒に話し合ってきた政府与党の方たちが、こともあろうか、自立支援法の枠組みを堅持するとした自民・公明両党による改正案をほぼ全面的に受け入れて成立させたのです。内容面でも、この「改正」案には自立支援法の廃止は明記されておらず、時限立法ですらなく、自立支援法の延命に可能性を開くものです。また、いくつかの改善策は法改正でなくとも予算措置でできることです。
 私たちは、この一部「改正」法案が、基本合意を大きく逸脱し、自立支援法の延命と定着への道を開く危険性があることを指摘し、ここに強い抗議の意を表明するとともに、今後の国会審議において廃案とすることを強く求めるものです。
 “私たち抜きに私たちのことを決めないで!”


 私はこの抗議声明を断固支持する。

 “私たち抜きに私たちのことを決めないで!”

 スローガンはまた元に戻ってしまった。
 長妻厚労大臣が謝罪したのはなんだったのか。今さらながらに腹が立つ。私は、これまでいろんなことがあっても民主党のやることは「公約不履行」という表現にとどめてきた。しかし、こうなったらもう「裏切り」でしかない。こんな気持ちで参議院議員選挙に臨まないといけないというのは本当に悲しい。しかし、私には、自公政権時代の「暗黒時代」が頭をよぎる。

 私自身は、これまで、この大阪選挙区から自民党の議員を1人も出さないようにしようと訴えてきた。自民党に徹底的な打撃を与え、四分五裂させ、地域の小政党にさせる。これが目標だと言ってきた。しかし、民主党もこのざまでは、社民、共産に大番狂わせを起こして伸びてもらうしかない。そして大衆運動で民主党を包囲する。小さな市民運動が集まって、闘わなくなった労働組合を動かし、団結の輪を広げていく。それしか日本の真の未来は語れなくなってきている。そんな気がしてならない。

2010年6月19日土曜日

定例市議会が開催されています

日記が2日間途切れてしまいました。

 高槻の6月定例会、ビラ配り、ビラづくり、各種意見書にどう対応するかの会議、その他諸々毎日午前2時から3時まで作業しています。

 高槻市議会定例会では、水道料金、国保の限度額引上げについては全くの孤立、国民健康保険制度の改善を求める請願書については共産党とともに孤立です。うちの高槻市議会は、社民党系の議員と民主党が同一会派なので、社民党議員も私たちと同一歩調がとれないのです。

 どこが違うのか。要するに私たちは貧困のしわ寄せが一番いっているところが、わずかな年金しかもらっていない単身高齢者の問題、不安定就労によりいつ「住」を、ライフラインを止められるかもしれない若者の問題としてとらえるのですが、他の会派はそこまで想像力が及ばない。水道料金も、節水に節水を重ね、少しでも安く浮かせようとしている人から単に原料費を割って供給しているからと、一定金額以下にはしない。敬老乗車証で一般会計から公営交通に支出されているのと同じように、福祉的観点から水道料金を見ることが大事と主張するのですが、それが多数にならない。国保の限度額が増加して中間所得層の国保料負担が一定減額になればそれでいい。「私の党は国保料の値上げはおろか、中間所得層の引き下げまでさせた。」そう宣伝すればいいというのでしょうか。ここでもわずかな年金の中から支払っているお年寄りや、不安定就労の若者の保険料は問題にならないのです。高槻市国保条例は、第26条 で、「市長は、災害、貧困等により生活が著しく困難である者のうち、必要があると認められるものに対し、保険料を減免することができる。」ところが、こうした老人も若者も貧困者とは認められない。昨年度に比べ、急激に所得が減少した人のみが貧困者だというのです。こんな奇妙な論理はありません。

 夕方のビラ配りは、35分で350枚がはけました1分1枚。まあいいところではないでしょうか。もちろん見出しは、「日米合意の撤回から始めるべきです」。総額2兆円を超える新基地建設費、海兵隊のグアム移転費グアム施設建設費の大半を私たちの税金から支出するわけですが、この財源はいったいどこから工面するのでしょう。福祉といえば必ず財源問題が話題になりますが、いざ防衛問題になると、財源問題がとんでしまうのも奇妙な話です。「沖縄辺野古新基地建設に反対しましょう」「普天間基地の即時撤去を要求しましょう」と声を張り上げながらビラを配った次第です。

 今日の夕方からは、病院清掃のボランティア。富田町病院はボランティアの活動の多さでも知られているのです。NHKが取材に来たこともあります。大阪で一番ボランティアの多い病院は阪急京都線の淡路にある「淀川キリスト教病院」、略して「淀キリ」という有名な病院ですが、こことは病床数が違う。私たちのような小さな病院のボランティア数では大阪で、いや日本で最高かもしれません。

 明日は1日休憩ですが、市議会に出ている意見書の内容を深めるように出来ないか検討します。明後日はバザー。忙しい日が続きます。

2010年6月16日水曜日

議会質問の下打ち合わせ

 今日も先生について、議会棟に行って来ました。

 議会質問の下打ち合わせの為です。相手は水道と国保。

 水道は橋下知事の肝いりで府営水道を安くした分、その差額の約半分を原資にあてて水道代を安くするというものです。私たちの主張は、単身のお年寄りに手厚く安くする分をあてるべき。特に厚労省が今年3月に発表した国民年金老齢基礎年金の受給者の平均受給額は月額49000円。これより低い所得で貯金をとりつくずし、生活しておられる老人も多々おられる。この方々にかかる基本料をもっと安くせよという主張です。当局の主張は、こうした方々には既に原価割れした料金で水道料金を徴収しており、これ以上値下げする考えはないと。私たちは、水道は自治体が経営するライフライン事業の基本だから、原価計算から水道料金を出すのではなく、老齢生活困窮者をどう処遇していくか、単に水道事業の問題ではなく、市全体の問題として一般会計から一部負担する「敬老水道料金」のようなものがあってもいいのではないか、現に生活困窮世帯を無料にしている自治体もあると反論しましたが、論議は平行線のままでした。
 次は残った半分をどういう事業に充てるのかという問題です。私たちは、急いで救急センター、病院、人工透析科のある診療所など医療機関への埋設給水管の耐震化率を最優先して引き上げること。避難地に指定されている学校や公園などの幹線の耐震化率を次に優先することなどを求めたのですが、極めて曖昧な回答でした。そして、「耐震化」の中身について聞いていくと、さらにいい加減な内容が・・・。耐震化といっても準耐震化と耐震化の二通りがあって、国は準耐震化でも「耐震化したもの」と扱っているという返事です。トイレの排水などに使う、いわゆる「中水」の確保や、高層マンションの縦の給水に至っては何も考えていないというお粗末さでした。

 次は国保の問題です。ここでも主題はお年寄りの貧困問題です。これまで全額受け取れていた年金が、介護保険料の徴収で目減り、国民健康保険や後期高齢者医療の創設で目減り、最近では市民税の徴収で目減り、この間のお年寄りいじめはあまりにもひどいものがあります。
 国保料には法にいう「減額」と条例にいう「減免」、さらに、お医者さんにかかるときの一部負担金の費用を減免する「一部負担金減免」があるのですが、減額は本人からの申告がなければしてもらえませんし、減免は事業倒産や失業などの不測の事態に限られていて、単に年金の金額が低いだけでは減免してもらえないのです。ところが、条例には「市長は災害、貧困等により生活が著しく困難であるもののうち、必要と認められる者に対し保険料を減免できる」と定めているのにです。月49000円の年金で生活する人は貧困者ではないという妙な理屈で、これではこの条文が泣いてしまいます。
 さらに一部負担金の減免に至っては、昨年度実績がたったの1人(高槻市の人口は約36万人)という実態なのです。明らかにPR不足。市は「国民健康保険便り」という冊子をつくっているのですが、これにもほんの少ししか載っていません。これに対する返事は、限られた冊子にどこまで書くかは難しい問題と。そうではない、市民の立場に立って、生活のなかなか立ちゆかない人にどんな援助が市として出来るのか取捨選択して掲載すればいい。その立場がないだけのことと反論しました。しかしこれも平行線。ただ、当然あるはずなのに、市民の前に明らかになっていない、「減免」「一部負担金の減免」のガイドラインを後日提示するという約束はして帰ってくれました。

 市民の方々からから出されている「国民健康保険制度の改善を求める請願」については、もちろん賛成の立場です。

 明日は今日の話し合いを受けた高槻市議会福祉企業委員会。夕方からはJR高槻駅前で、とめよう戦争への道!百万人署名運動を行います。

2010年6月15日火曜日

議会を経験してきました。

 今日は高槻市議会の一般質問。

 小西先生について、議会棟に行って来ました。これからはしょっちゅう先生について「秘書的業務を行う補助者」として出入りしなければなりません。で、早速その登録から。「議会に入る者は、当日入退室届に記帳し、名札をつけ」るとあります。守秘義務も発生します。しかし、私は頭に特徴があるので、名札より頭が私の判別材料になると思います。

 余談になりますが、町を歩いていると、お年寄りからは「あなたお坊さんですか?」と聞かれますし、若いお嬢さんからは「キャ!光ってる!」。少し親しくなってくると、「何かで磨いてはるんですか?」と聞かれたりします。スキンヘッドにしたときは眉毛より下は黒い毛だったのですが、今、髪をのばせば白髪になっていると思います。手入れは3~4日に1回自分でカミソリで剃るだけなのですが、これからは少し回数を増やさないといけません。

 これまでは出かけるときはほとんどTシャツでしたが、支持していただいている方から、これからは襟のあるものを着るようにとのご意見を頂き、服装も改めています。白色のカッターシャツ類、背広は退職時に処分したので、新たに購入することになりました。ちょうど今は夏物のシーズン。ちょうどよい。私は薄手の軽い夏物があれば十分なのです。

 議会では、早速コピー機にも挑戦、昔に戻ったようですが、コピー機はもう完成度が高いのか、現役の頃の機能とほとんど変わっていませんでした。

 午前中は傍聴席で議会を傍聴。昼からは守る会で行われていた、堤未果さんの「貧困大陸アメリカ」Ⅱの読書会に参加してきました。アメリカでは、病気をすれば「自己破産」が待っている。そんな厳しい現状がありますが、日本もこのまま放置しておけば、せっかくの国民皆保険がないがしろにされていく、そういった現状をみんなで話し合いました。
 外国の富裕層向けの「医療ビザ」が話題になったり、7月17日の臓器移植法施行を前に、その施設承認を得る病院が増えている事実、高度先進医療という名の混合診療の一部解禁、DPC認可病院(出来高払いでなく包括払い方式)の増加、それらとは逆の中小病院つぶし。恐い現実がいっぱいあります。ある人は、日本人、特に政治家に「想像力が欠如した人が多くなってきている」という意見も出ました。その通りだと思います。

 私は末っ子ですが、私の兄弟は4人、当時としては少ない方です。それが平均2人、3人いれば多いという時代になり、今は1人か2人、子どもはいらないという人、結婚しないという人が増えてきている。こういった現実が何を示しているか。それこそ「想像力」を豊かにして考えてみたいと思いました。

2010年6月14日月曜日

名刺を作っています

 先週から、名刺づくりに励んでいます。

 レイアウト、写真、フォント、ユニバーサルデザイン・・・と考え、且つ好印象を与えるものとなると難しい。諸先輩に見てもらって意見を聞いてもいろんな意見が出てきます。でもあの人に相談すればいいとおっしゃっていただいた大先輩、こういうののつくるのについてはプロ並みの腕前だそうです。まわりのみんなも「そうだそうだ」ということになって、その方に私の希望を言ってつくっていただくことにしました。やはりこういうのは、大先輩にお聞きするのが一番ですね。私のまわりにはこういうお年寄りがいっぱいいらっしゃって幸せです。

 で、今日試し刷りを頂いたのですが、本当に感激でした。あと、写真が少し横長になっているのを修正すれば完成です。名刺1枚つくるのも一人で考えるのとみんなで考えるのでは大違い。こんなことをつくづく思い知らされた次第です。

 高槻市議会の6月定例会一般質問が6月29日に行われます。どの党派も選挙ムード一色になっていくでしょうが、私たちはあくまでも福祉にこだわろう。これまでの自公政権でどれだけ中低所得者の福祉施策が削減されてきたか。負担が増大してきたかを議場で明らかにし、議場から大阪選挙区で1人の自民党議席も出さないという決意表明をし、市民に呼びかけようと私は提案しました。

 先生も含めて個性派揃い。6月29日までにもう一度集まって討議しようということになりました。

2010年6月12日土曜日

発達障害

 NHK教育で放映の名医に聞く「発達障害」を見ました。

 私が感じたのは、法律も施行されたのに、私が知的障害者更生相談所に勤務していた頃と、その普及状況は変わっていないなということです。児童精神科医もまだまだ少ないです。

 我が高槻市には、いろんな方にお伺いするのですが、ここが一番という専門の先生はおられないようなのです。児童精神学会の認定の先生がお一人いらっしゃるようですが、情緒障害児短期治療施設付属の診療所で活動なさっているようで、高槻市街からは結構離れていて、ちょっと不便なようです。

 色々調べてみて、一番便利なのは吹田市のJR駅前で開業なさっている有希クリニックの鬼頭有代先生の診療所が一番便利ということがわかりました。これまでは多少遠くても京大病院がいいといっていたのですが、これからは、相談を受けたらここを紹介してあげようかなと思っています。(鬼頭先生ごめんなさい)

 今日の「脳死と臓器移植の学習会」は意見噴出しました。
 やはり、拒否の意思表示をどうするかというのが問題で、「入れ墨」をしとかないとだめかな(笑)、でも、スーパー銭湯に行けなくなるし」からはじまり、やはり3兆候死の方が受け入れやすい。脳死判定6基準そのものが疑問という意見が多数を占めました。
 「私の価値観として、臓器の提供と受け取る行為は絶対に受け入れられない」とおっしゃる方もいらっしゃいましたし、「親族本人が提供するといっていたとしても、いくら医師から脳死を宣告されても、親族としては自分は署名はようしない。」という意見もありました。国会より高級な論議だったかもしれませんよ。

 まぁ、今日のは第1回、今日の論議を踏まえて、次回7月7日に我らが小西先生に少しまとまったお話をしていただく予定です。

脳死問題の学習会

 今日は、お隣の茨木市の障害者団体の方と懇談してきました。高槻の現状について意気投合、私自身少し先の見通しが立ってきました。仲間というのは思わぬところにいらっしゃるようです。

 明日は富田健康を守る会障害者部会「コスモス」の例会で、7月17日施行の新臓器移植法についてみんなで話し合います。

 今までレジメをつくっていました。

 まず私が簡単に報告するのですが、新法と旧法の違いを、
(1)臓器摘出の要件、
(2)臓器移植にかかる脳死判定の要件、
(3)小児の扱い、
(4)親族への優先提供、
(5)意思表示の方法、
  について説明します。

 その上で、
(1)死とはどういう状態か、いわゆる3兆候死の説明の説明をしながら出席者で意見交換します。さらに、
(2)脳死の概念は受け入れられるものか、科学的観点に立って正しいものか。
(3)死の自己決定権というものはあり得るのか、
(4)臓器移植は医療と言えるのか、
(5)ドナーになるのは本当に善意の行為と言えるのか、
(6)脳死臓器移植推進者の主張をどう考えるか、
(7)レシピエントの心情をどう理解するか、
  について話し合うことにしました。

 参考として、国会での議論の経過をつけました。

 学習会と行っても、反対派だけで「これは間違っている」と言い合うだけでは実りありません。やはり、推進論者やレシピエントの置かれた立場に立ちながら、自分の主張を展開することこそ意味があると思うのです。

 明日の話し合いを受け、小西先生の意見も聞く予定です。
 さらに時間をおいて、もう少し大人数で、脳死と臓器移植について古くから発言なさっている元うえだ下田部病院医師の山口研一郎さんをお迎えしてお話をお聞きしたいと考えています。

 明日の話し合いが楽しみです。

2010年6月11日金曜日

福祉と生活の相談

 福祉と生活の相談が出来る。これだけが私の取り柄です。

 でも、私の相談は、お金持ちの資産運用とか相続などはテンで無理。あくまでも中低所得者の方の相談しかできません。

 国保料や介護保険を如何に安くするか。ネット上には、何かマジックでもするかのようにハウツー本が1万円を超える値段で売りつけられたりしています。ひどいことをするものです。私の相談は全て無料。時には私の車に乗っていただいて一緒に市役所に出かけたり、あちこちに行ったりもしますから実質赤字ですが、喜んでいただいたときのお顔を拝見しているだけで私はうれしいのです。

 もう一つの私の相談の特徴は、絶対相談を請け負わないことです。あくまでもご本人に考えていただき、一緒に寄り添って行動し、世の中の仕組みを知っていただいて、同じ悩みを持つ方とご一緒に「お互い大変ですね。」というように気持ちを一つにしていってもらうことを大きな目的にしています。私も含めて貧乏人どうし、「あいつはええわな。」から「あいつもホントは大変なんや。」そのように気持ちを持ってもらえ、一緒に頑張っていこうということになれば万々歳なのです。

 在職中、市民の方を泣かせてしまったり、私自身その前で涙ぐんでしまったこともありましたが、相談にのらせていただいても出来ることも出来ないこともあるのです。はがゆい限りの相談を続けています。

 今の目標は、もっともっと相談に来ていただくこと。生活相談となるとプライバシーにも立ち入っていかなければなりません。要は私がどれだけ信頼を得られるかですが、私自身の公務員生活の中で、「公務員の守秘義務」の観念が染みついているのです。在職中から仕事のことについては、家内にも全く話したことがありませんでしたし、これからも話すつもりはありません。これが相談の原則であり、ここから始めるというのが鉄則なのです。

 明日はお医者さん受診と守る会喫茶、昼からはお隣の茨木市の障害者団体の方と意見交換する予定です。明後日は、7月17日全面施行の「臓器移植に関する法律」の学習会に参加します。
 臓器移植に関しては、岩波ブックレットいい本が出版されました。題して「いのちの選択」今、考えたい脳死・臓器移植です。この法令を読み解くにあたっての基礎的知識が得られます。
 ただ、トーンは脳死も臓器移植も反対という立場ですから、厚労省の記事、移植ネットワーク、臓器移植情報センター(推進派)と会わせて読むことをおすすめします。
 私自身は脳死の容認も臓器移植も認めない、池田清彦氏の立場(角川ソフィア文庫:脳死臓器移植は正しいか」)に一番近いものです。

2010年6月9日水曜日

安い喫茶店

 今日も下田部団地のうえだ下田部病院健康を守る会の喫茶室に行って来ました。

 何よりも1杯120円という値段が手頃。コーヒーカップを温めておき、お客さんが来られると、ポットのお湯をコーヒーメーカーへ。だからすぐに美味しいコーヒーを提供できるのです。私はアメリカン派、何も入れずにそのまま飲みます。もちろん禁煙ですし、部屋の二つの側面が大きな窓になっていて開放感もある。風の通っていくのが心地よいのです。

 こんな状態ですから、お客さんもたくさん来られます。ただ、近所の喫茶店からは苦情が出ているとか・・・。私は喫茶店のあの暗く閉鎖された空間が嫌い。もう何十年と行ったことがありません。どうしても行かなければならないときは、スターバックスやドトールを選びますが、ほこりっぽいのが欠点です。その次がファミリーレストランのドリンクバーと決めています。ここなら広々としている。こういう男なのです。

 今日からは福祉と生活の相談も始めました。以前からご相談させていただいていた方とも連絡、うえだ下田部病院喫茶室までよせてもらっていることをご案内すると、すぐにお越しいただけました。その後の経過をお尋ねしたのですが、お考えの通りにことが進んでいるよう。うれしい限りです。

 今年から府営住宅の募集が偶数月に毎回と増えたのですが、募集戸数は逆に減ってしまい、今回は全く応募できる区分がないとおっしゃる方も。国は持ち家政策を推進していますが私は反対。公営住宅派です。公営住宅を計画的に建て、必要な保守点検を行っていけば、これほど立派な住宅政策はありません。

 私の住んでいる団地も旧住宅公団の団地。昭和40年代に建った古い団地ですが、10メートル以上のメタセコイヤやヒマラヤスギ、高槻の木である槻木、その他にも広葉樹が所狭しと植わっています。こんな環境、私がいくらお金持ちになっても手に入れられません。だから今住んでいる団地を移れないのです。

 喫茶店は、月水金の週3回10時から12時まで開業。当分は毎回参加してお話の「和」に入れていただきます。

定例議会の議案の検討

 私たち小西先生のグループは、議会に提案された議案については、先生も含めた事務局で検討します。

 明日がその予定。今日は半日かかって私なりのまとめをやりました。今終わったところです。

 国民健康保険は料金の最高限度額が段階的に引き上げられます。でも、国民健康保険が成り行かなかったのはどうして? と考えてみると、第1次産業や零細企業を重視し育成してこなかった国の責任、国民健康保険法第4条に、「国は、国民健康保険事業の運営が健全に行われるようにつとめなければならない。」とあるのに、補助金を減らし、収納率によってさらに差別配分してきた責任があります。最高限度額といえども引上げには反対です。
 自治体にも、保険料の減免や自己負担の一部減免の制度があるのに、小西先生が議会で追及されると一部負担金の減免を受けたのは、昨年度たった1人というのです。地方公務員が市民の側に立って仕事をするのか、国のいいなりになるのかで、福祉施策は大きく変わってくるのです。
 今回は、中低所得者の引上げはされませんでしたが、これがまたお粗末の極み。65歳から75歳の前期高齢者の医療費負担を低く見積もりすぎていたのです。で、国庫補助が増えることになった。これが今回値上げしなくてもよかった真相で、お粗末きわまりないものです。
 しかし、年金受給者、それも国民年金の老齢年金受給者の生活は厳しい。厚労省の平成22年3月の発表によると、平成20年度でその受給額の平均は49000円というのですからたまりません。ここから国民健康保険料、介護保険料を引かれてどんな生活が出来るでしょう。それでも「生活保護だけは受けたくない」と歯を食いしばっている人も多いのです。こういう生活をしている方を思いやるのが政治というものでしょう。

 ほかにも、「認定こども園」の問題や、水道給水事業の問題、いっこうに実現しない市長公約のコミュニティバスについても質問してほしいと考えています。明日の会議が楽しみです。

 

2010年6月8日火曜日

原和美さんと会ってきました。


 今日は、原和美さんと会ってきました。

 小西市会議員とは、小西先生の息子さんを通じて古くからのお知り合いのよう。現状分析と今後の政策について意見交換しましたが、驚くほど意見が合いました。

 ちょっと変わったところでは、「中学生までの学校給食完全実施と無料化」を提案されていました。私はこれはなかなかの卓見であると思います。知的障害者更生相談所在職の頃、施設まわりをよくすることがありましたが、いい施設では昼食がいつも豪華版でした。職員さんに聞くとこれが本来の健康的なあり方とのこと。そういえばその通りです。日本人はどうしても夕食に方よりがちですが、考えてみればこれはおかしい。朝夕は粗食、昼間にたっぷりとというのが健康にもいいと思います。
 
 世の中、最近は「食育」なるものが横行していますが、実際朝ご飯を食べずに学校に来る児童が増えている。「育」をいうなら、座学ではなく、まず公的機関である学校でその正しいあり方を実践し、実際に健康が維持できるように公的に保障することが一番だと思います。

 今日は夜に京滋の決起集会があるとのこと。話を終えると、JR摂津富田へ自転車で向かわれました。

 ちゃっかりととらせていただいた写真は、左側から、山下けいき茨木市議会議員、我らが小西ひろやす高槻市議会議員、富田町病院院長、原和美さん、そして私です。

2010年6月6日日曜日

今日はちょっと休憩

 5月29日から小西ひろやす励ます会で事務局長に選出されてからの忙しかったこと。古い名刺のほとんどがなくなりました。
 6月の高槻市議会定例会の資料を先生からいただいたり、6月の小西ひろやす励ます会、富田健康を守る会、下田部健康を守る会の定例会議に出席したり、健診介護要求者組合の名称変更と基本方針を打ち合わせたりと新人にとっては右往左往する毎日でした。
 で、今日は、自分と家族のために1日を使おうと、久しぶりに車を全く使わず、バスと電車の公共交通機関のみで家族3人梅田に出ました。まずは、梅田アバンザビル地下の低カロリーバイキング「悦」堂島店で昼食。高知産の新鮮生野菜と鯖の南蛮漬けが美味しかった。みんな黙って食欲もりもり、お腹がいっぱいになりました。
 それからは、その上のジュンク堂書店で私はこのブログをつくるためのハウツー本と岩波ブックレットを購入。娘は「日本と世界のお話カルタ」を買いました。字は読めませんし、言葉も話せませんが、絵が具体的な絵だと遊ぶことが出来るのです。次は家内の時計を買いにヨドバシカメラへ。電波時計を勧めたのですが、いいものは無茶苦茶高いし、もうこの歳ならよく見える文字盤が一番大事とソーラーの安物を買いました。私も、時計を買うときは文字盤と電波というのが基準になります。
 しかし、時計の安くなったこと。私が就職した1968年頃は、銭湯でも宿屋でも貴重品として預かってもらっていましたからね。クウォーツ時計の発明によるところが大きいのでしょうが、100円ショップで売っているのをみると、製造原価がどれくらい、工賃がどれくらいと考えると切なくなってしまいます。
 帰ってからは、ブログづくりに精を出し、今に至っています。
 これからは、録画しておいた「龍馬伝」と「アフリカンドリーム」をみて、ブックレットに眼を通す予定です。

大丈夫かな?

 初めてのブログの立ち上げです。

 何度か挑戦して失敗。これできっと大丈夫だと思います。

 大丈夫だったら晩ご飯を食べてから初めての日記に挑戦です。

 パソコン歴は長いのに、ここまでの遠かったこと・・・。