2010年9月5日日曜日

高槻市政の評価 Ⅰ

 私は小西ひろやす励ます会の事務局長をしている。小西氏の3期目が終わりに近づき、現在の高槻市の情勢を役員会で分析してみた。

 一つは、生活困窮者、低所得の方々、特に高齢や障がいのある方々の声だ。

 年金から天引きされる介護保険料をはじめとする社会保険料の高さ、介護認定や障がい認定の厳しさ、介護保険で十分な介護が受けられない、不親切な窓口での対応などの声の具体的解決の課題だ。

 二つ目は教育の問題だ。

  二学期制や小中一貫の4-3-2制の強引な押し付け、障がいのある児童の教育保障の遅れ、何とかしなければならない。

 三つ目は若い方々の悲痛ともいう叫び声。

  若年層の高い失業率、安心して働ける環境を!
  ひとり親家庭への支援、子育て支援の強化、児童相談所の設置を!

 四つ目は多くの市民の共通の声。

  市役所や市議会に市民の声が届いていないのではないか。

 議会傍聴の中で気がついたことは、高槻市議会にはしっかりとした野党が存在していないことだ。高槻市政には、真の意味での民主主義はなく、与党中心の秘密主義と取引の議会運営、多数決独裁の弊害がある。これをどうしても正していかなければならない。こういう思いを役員会で共有できた次第である。

 しばらく、シリーズで高槻市政について綴っていきたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿