2011年3月19日土曜日

真実を知り、適切な行動を!

 今起こっていること、起こりつつあること、その真実を知ってほしい。それだけである。

 しかし、神戸大学の石橋克彦教授はこの事態を予測し、国会でも参考人として発言していたのだから政治家の責任は重い。

 以下のサイトをご覧いただきたい。まさに石橋教授が指摘されたことが起こっている。ただ、場所が浜岡や柏崎刈羽や敦賀湾で起こったのではなく福島で起こったという違いだ。

 石橋克彦ホームページ(↓)

  http://historical.seismology.jp/ishibashi/opinion/2011touhoku.html

 特に、石橋克彦:「原発震災-破滅を避けるために」(↓)

  http://historical.seismology.jp/ishibashi/opinion/9710kagaku.pdf


 やっと私が言ってきた集団避難が始まった。しかしこれは町村が多い。町村単位でこそ、こうした非常事態を乗り切られることの証である。平成の大合併で合併してしまった市町村では身動きがとれない。実態がつかめず、的確な指示が出せない。救援にいけないのである。強引な町村合併の脆弱さが明らかになったと言って差し支えないだろう。ここからも教訓を学び取ってほしい。

 しかし、何故に、高齢者、障害者、病者、労働者(それも下請けや非正規の労働者)がここまでいじめられなければならないのだろう。未だに避難できないでいるのはこれらの人々だからである。まさに弱者のいのちが切り捨てられている。

 福島原発の責任者は福島県庁に逃げ込み、菅や枝野は東京に残り、東電幹部は笑みを浮かべながら東京で記者会見を行う。清水(東電社長)に至ってはどこにいるのかわからないという現状は許せない。ほうれん草と牛乳から放射能が検出された今も「直ちに人体に影響を与えるものではない。」という発言ばかりである。それなら菅が厚労大臣の時に貝割れ大根を食べたようにほうれん草を食べ、牛乳を飲んでほしいものである。そして、菅も枝野も清水も、屋内待避が指示されている20㎞~30㎞圏内で指揮をとってくれと言いたい。
それならみんな政府や東電の発表をみんなが信用するだろう。

 茶番はもうたくさんだ。住民のいのちを守ることを使命とした地方自治体は、憲法に言う地方自治の本旨に基づいて適切な判断を行い、その使命を最後まで全うしてほしいものである。

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