2010年6月19日土曜日

定例市議会が開催されています

日記が2日間途切れてしまいました。

 高槻の6月定例会、ビラ配り、ビラづくり、各種意見書にどう対応するかの会議、その他諸々毎日午前2時から3時まで作業しています。

 高槻市議会定例会では、水道料金、国保の限度額引上げについては全くの孤立、国民健康保険制度の改善を求める請願書については共産党とともに孤立です。うちの高槻市議会は、社民党系の議員と民主党が同一会派なので、社民党議員も私たちと同一歩調がとれないのです。

 どこが違うのか。要するに私たちは貧困のしわ寄せが一番いっているところが、わずかな年金しかもらっていない単身高齢者の問題、不安定就労によりいつ「住」を、ライフラインを止められるかもしれない若者の問題としてとらえるのですが、他の会派はそこまで想像力が及ばない。水道料金も、節水に節水を重ね、少しでも安く浮かせようとしている人から単に原料費を割って供給しているからと、一定金額以下にはしない。敬老乗車証で一般会計から公営交通に支出されているのと同じように、福祉的観点から水道料金を見ることが大事と主張するのですが、それが多数にならない。国保の限度額が増加して中間所得層の国保料負担が一定減額になればそれでいい。「私の党は国保料の値上げはおろか、中間所得層の引き下げまでさせた。」そう宣伝すればいいというのでしょうか。ここでもわずかな年金の中から支払っているお年寄りや、不安定就労の若者の保険料は問題にならないのです。高槻市国保条例は、第26条 で、「市長は、災害、貧困等により生活が著しく困難である者のうち、必要があると認められるものに対し、保険料を減免することができる。」ところが、こうした老人も若者も貧困者とは認められない。昨年度に比べ、急激に所得が減少した人のみが貧困者だというのです。こんな奇妙な論理はありません。

 夕方のビラ配りは、35分で350枚がはけました1分1枚。まあいいところではないでしょうか。もちろん見出しは、「日米合意の撤回から始めるべきです」。総額2兆円を超える新基地建設費、海兵隊のグアム移転費グアム施設建設費の大半を私たちの税金から支出するわけですが、この財源はいったいどこから工面するのでしょう。福祉といえば必ず財源問題が話題になりますが、いざ防衛問題になると、財源問題がとんでしまうのも奇妙な話です。「沖縄辺野古新基地建設に反対しましょう」「普天間基地の即時撤去を要求しましょう」と声を張り上げながらビラを配った次第です。

 今日の夕方からは、病院清掃のボランティア。富田町病院はボランティアの活動の多さでも知られているのです。NHKが取材に来たこともあります。大阪で一番ボランティアの多い病院は阪急京都線の淡路にある「淀川キリスト教病院」、略して「淀キリ」という有名な病院ですが、こことは病床数が違う。私たちのような小さな病院のボランティア数では大阪で、いや日本で最高かもしれません。

 明日は1日休憩ですが、市議会に出ている意見書の内容を深めるように出来ないか検討します。明後日はバザー。忙しい日が続きます。

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