2010年6月12日土曜日

発達障害

 NHK教育で放映の名医に聞く「発達障害」を見ました。

 私が感じたのは、法律も施行されたのに、私が知的障害者更生相談所に勤務していた頃と、その普及状況は変わっていないなということです。児童精神科医もまだまだ少ないです。

 我が高槻市には、いろんな方にお伺いするのですが、ここが一番という専門の先生はおられないようなのです。児童精神学会の認定の先生がお一人いらっしゃるようですが、情緒障害児短期治療施設付属の診療所で活動なさっているようで、高槻市街からは結構離れていて、ちょっと不便なようです。

 色々調べてみて、一番便利なのは吹田市のJR駅前で開業なさっている有希クリニックの鬼頭有代先生の診療所が一番便利ということがわかりました。これまでは多少遠くても京大病院がいいといっていたのですが、これからは、相談を受けたらここを紹介してあげようかなと思っています。(鬼頭先生ごめんなさい)

 今日の「脳死と臓器移植の学習会」は意見噴出しました。
 やはり、拒否の意思表示をどうするかというのが問題で、「入れ墨」をしとかないとだめかな(笑)、でも、スーパー銭湯に行けなくなるし」からはじまり、やはり3兆候死の方が受け入れやすい。脳死判定6基準そのものが疑問という意見が多数を占めました。
 「私の価値観として、臓器の提供と受け取る行為は絶対に受け入れられない」とおっしゃる方もいらっしゃいましたし、「親族本人が提供するといっていたとしても、いくら医師から脳死を宣告されても、親族としては自分は署名はようしない。」という意見もありました。国会より高級な論議だったかもしれませんよ。

 まぁ、今日のは第1回、今日の論議を踏まえて、次回7月7日に我らが小西先生に少しまとまったお話をしていただく予定です。

0 件のコメント:

コメントを投稿