2010年7月8日木曜日

ホームページの基礎が出来ました

 今日になってごそごそして、やっとホームページの基礎がアップできるところまでいった。でもまだ何も掲載していない。ちなみに、ホームページアドレスはhttp://takatukinowada.life.coocan.jp/ですのでよろしくお願いします。

 今日は続いて自立支援法に関する相談。これは圧倒的に必要な日数を役所が認めてくれないというものだ。例えば外出介護、高槻市は大人は36時間、児童の場合は12時間と決めている。ただ、障害者団体との交渉の中で、実際に必要であるのであれば、個別のケースの中で具体的に考えていくというところまでは最近になって担当課は回答を前進させてくれた。
 実際に相談のあったケースというのは、2人の障害児を養育なさっている家庭で、生活実態から考えてとても12時間で足りないことははっきりしていた。最初の窓口の対応は12時間以上増やせないというものだった。そこで家族の方と一緒に交渉に及んだが、どんぶり勘定の増加しか認めない。これはおかしいとご家族に毎日の介助の必要性をリアルタイムで書いてもらい、3度の交渉を持ち、最後は課長も出てきてくれて再度会議を持ってもらい、毎日の介護状態にあったプランの満額回答を得ることが出来た。
 ある方は80歳を超えるお年寄りが知的障害者を見ておられるケース。お父さんはいらっしゃるが不規則勤務。とてもお年寄り一人では障害者をみられないとおっしゃる、理の通った話だ。でも、お父さんが窓口に行かれると担当者は一時保護の日数増加を拒んだという。ところが今度はお年寄りと私で行くと態度は豹変。もっともなこととすぐに認めてくれたのである。
 
 このように役所は市民が制度をよく知っていないことにすぐつけ込んで、いわゆる「一般常識」なるものを楯にとって説得を試みる。これが成功すればあとは知らん顔だ。

 役所に行ったとき言うべきことは言おう。あなたのその発言は、法のどこに書いてあるのか。何を根拠に言っているのか見せてもらおう。これで行き詰まってしまう係員は多いのである。役所というところは、法令で仕事をしているように市民は考えているが、実際には物知り係員の「聞きかじり」で仕事をしていることの方が圧倒的に多い。この点ゆめゆめ気をつけることである。

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