2010年7月31日土曜日

高槻に辻斬り

 今日は朝から病院ボランティアで布切りをした。

 一緒にやっていた楽しいおばさんが言った。「小鳩はどこかへ飛んでいった。すると、今度は菅蹴りをしなければならなくなった。」と。沖縄と新自由主義、政治と金と世襲制で小鳩が飛び、消費税導入で菅蹴りをしなければならなくなったというのである。言い得て妙とはこのことである。早速昼からの組合大会の挨拶の席上使わせていただいた。ただ、私のオリジナルとして、「高槻では辻斬りがはやっている」と付け加えた。ちょっと難しかった(?)のかウケはもう一つであった。

 言葉の使い方が正しいかどうかわからないが、組合大会は「民主経営」、いわゆる利益を上げることを目的とせず、必要経費と最低投資分を除いて全てを労働者に還元するという経営方針の医療福祉の労働組合の大会だった。私は民間の労働組合の大会を見るのは初めてだったので、総括と運動方針案の提案と質疑、採決までご一緒させていただいた。

 それは当然のごとく医療と福祉の厳しい現場を知ることとなった。ただ、感想を述べると、経営者の側も労働組合の側もまだまだそれぞれの役割に習熟されていないなという感想を持ってしまった。労使で決めた内容がどうも文書でちゃんと交わされていないようであるし、日常の折衝もあまり機能していないようである。出来たら団交の場も見てみたい気になったが、それは無理な話だろう。

 夜は部落解放同盟全国連の会合にお招きいただき、一緒に闘うことを誓い合った。次回対市交渉があれば来たらいいとも言っていただけたし、全国連の婦人部隊会へのお誘いも受けた。是非とも行かせてほしいと言っておいた。さらに、高槻市の不当な市営住宅の立ち退き問題について相談を受け、調べてみる約束もした。

 そう、だんだんこの頃、相談が多くなってきて忙しくなってきている。市外からの相談には時間をとってなかなか一緒に行ってあげられない現状まである。相談が多いのは喜ばしいことでもあり残念なことでもある。

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