2010年7月22日木曜日

普天間基地即時閉鎖・新基地建設反対

 夕方5時からJR高槻駅前で「とめよう戦争への道!百万人署名運動・北摂連絡会」の街頭宣伝に参加してきた。訴えたのは、もちろん「普天間基地即時閉鎖・新基地建設反対」である。今日はマイクが私にも回ってきて、基地問題での街頭宣伝マイクデビューを果たした。これまでに障害者問題では12月3日から9日の障がい者週間で街宣マイクを持ったが、マイクを持つとやはり緊張する。そのためちょっとずるいことを考えた。これまでのこの運動の歴史と、してもらった署名がどうなったかを報告したのだ。そうすると細かい話になり、当然メモが必要。そうカンペ付きの街宣にしてしまった。次回からは度胸をつけてカンペなしに挑戦しようと思う。
 ビラには「民意を裏切った民主党の大敗は当然」「沖縄県民の足を踏みつけておいて「お詫びと感謝」とはなんだ。」等の文字がならぶ。この「お詫びと感謝」にはおもしろい話がある。管総理がこの発言をした当日、NHKのニュースが見られず、ニュースステーションを見た。この時、管総理のこの発言に間髪を入れず、「冗談じゃない」という声が飛んだのをニュースステーションはわずかに拾っていたのだ。さすが沖縄県民とその時は思ってうれしくなった。その後でNHKのニュースを見たが、このくだりは飛ばしてあった。ABC系列のわずかな良心だったのかも知れない。NHKニュースではこの手のことはよくある。6時や7時のニュースで言ったことが、ニュースウォッチ9では一部放映されないことがあるのだ。たぶん横やりが入るのだと思う。情けない限りである。だからNHKのニュースは解説が入らないアナウンサーの読む時間帯の早いニュースの方がおもしろいということになる。
 今日、基地問題に関する二つのニュースに接した。一つは米軍基地を抱える14の都道県が首相官邸に「沖縄の基地軽減」を要請したこと。もう一つは日米政府が8月末までの工法決定を先延ばしすることで合意したというニュースだ。沖縄仲井眞知事は言う。「普天間は東京では終わったことになっているが、沖縄ではますます燃えさかっている。」その通り。11月の知事選を控え、彼はどのように身を処したらいいのかわからないくらい沖縄の基地反対の声は高まっているのだと思う。詰まるところ共社(社共)と社会大衆党が候補者で統一できるかにかかっている。こないだの参議院選挙では社民党が沖縄で第1党であった。そして、沖縄県の投票率は最低だったことに注目しなければいけない。共社(社共)大で統一できれば投票率も上がるし勝利の可能性が広がる。まさに沖縄が今後の日本の進路を決定する試金石になっているのだと思う。

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